健康経営の取り組み

健康宣言

健康宣言

当社グループは事業を通じてステークホルダーの皆様に一歩先を行く満足と喜びを提供することを使命としており、その実現には、従業員全員が、明るく・元気に・いきいきと働ける職場づくりと人づくりが重要と考えます。

「人が健康になることで、企業が健康になる」を目指す姿とし、一人ひとりのこころとからだの健康を維持増進できる環境づくりに取り組むとともに、健康意識の向上に寄与し、最大限のパフォーマンスを発揮することで、企業価値の向上を図ります。

代表取締役社長 野﨑 隆男

健康経営方針

従業員全員が明るく・元気に・いきいきと働ける職場づくりと人づくりを目指します。

健康経営推進方針の実現に向け達成すべき3つの目標

  • 健やかに働き続けられる
    心身の健康増進と予防
  • 心身を健康に導く
    ヘルスリテラシーの向上
  • 働きやすさと働きがいのある
    職場環境の醸成

KGI:プレゼンティーイズム16% ・ ワークエンゲイジメント65%(目標達成年度2030年度)

当社グループは、この3つの目標を達成することで個人が持つ力を最大限に発揮し、従業員とその家族、そしてパートナー企業の健康の実現に向け、健康経営を推進してまいります。

当社は、従業員の健康と働きがいの向上が、個人の成長と組織の持続的な成長の基盤であると考えています。これら3つの目標に対する取り組みが、従業員一人ひとりの働き方や組織の活力向上につながっているかを評価するため、当社ではプレゼンティーイズムおよびワークエンゲイジメントを健康経営全体の重要成果指標として設定しています。
プレゼンティーイズムは、出勤していても心身の不調等によって本来のパフォーマンスを発揮できていない状態を示す指標です。当社が推進する健康増進や疾病予防、ヘルスリテラシー向上の取り組みの成果を測るうえで重要な指標であり、従業員が健やかに働き続けられる状態を把握するための尺度としています。
また、ワークエンゲイジメントは、仕事への活力・熱意・没頭の度合いを表す指標です。従業員が働きがいを感じながら主体的に活躍できているかを示すものであり、職場環境の改善や組織風土づくりの成果を測る指標として位置付けています。
これら指標を重要成果指標とすることで、健康施策の実施状況だけでなく、取り組みが従業員の生産性や組織活力の向上にどの程度結びついているかを継続的に評価し、改善につなげてまいります。

健康推進体制

最高健康責任者(代表取締役社長)のもと、健康管理中央委員会を主体とした健康推進体制を構築し、全国健康保険協会、産業医や保健師、労働組合と連携を図りながら、健康経営の推進に取り組んでおります。

戦略マップ(単年度)

重点課題と取り組み

項目 課題 取り組み 目標値
労働損失の低減 アブセンティーイズム・
プレゼンティーイズムの改善
■ ラジオ体操の実施による運動器の改善
■ 仕事と生活の両立支援
■ 高年齢従業員の安全衛生対策
■ 睡眠アプリの導入
アブセンティーイズム2.6日
プレゼンティーイズム16%
心の健康対策 高ストレス事業所の職場環境改善 ■ ストレスチェックの実施と集団分析
■ 職場環境改善調査を活用した職場環境改善
■ 交流イベントによるコミュニケーション促進
高ストレス者率17%
生活習慣の改善 特定保健指導該当者の削減 ■ 健診結果に基づく保健指導の実施
■ 有所見者への精密検査受診勧奨
■ 禁煙DAYの設定
特定保健指導該当者率20%
ヘルスリテラシーの向上 健康に関する知識の向上とその実践 ■ 各種健康セミナーの実施
■ 社内掲示板による健康情報の提供
ヘルスリテラシー尺度4.0点/5点

具体的な取り組み

生活習慣病対策

健康診断

健康診断受診率100%を実現するため、健康管理システムを社内で構築し、健康診断の受診状況や精密検査受診の状況を管理するとともに、保健指導勧奨の強化に取り組んでおります。

特定保健指導実施率の向上

各事業所において特定保健指導実施の支援担当者を設置し、管理職に対しても特定保健指導の重要性を周知しております。また、就業時間内に受講できる体制を整えるとともに、社内での対面やオンラインでも指導を受けられるよう、環境を整備しております。
若年層については保健師による保健指導を導入し、将来の特定保健指導対象者の低減に取り組んでおります。

食生活の改善

保健師による相談窓口を設置し、面談や電話、社内チャットでの相談ができる体制を整備しております。
(全従業員に占める対象者比率100%)

睡眠の質向上に向けた取り組み

睡眠改善アプリを配布し、睡眠習慣の改善を促すとともに、保健師による睡眠関連指導を実施しております。

運動習慣の定着に向けた取り組み
ラジオ体操の様子1
ラジオ体操の様子2

2025年4月より「有酸素運動とストレッチを兼ね備えた究極の全身運動」といわれるラジオ体操を全事業所において実施しております。
以前から実施していた工場だけでなく、営業所等でも「朝からシャキッとする」と好評です。
当社はラジオ体操の実施により、スポーツエールカンパニー2026+の認定を受けております。
(全従業員に占める対象者比率100%)

喫煙率低下の取り組み

喫煙可能な時間の制限などを定めた喫煙に関する就業ルールを整備するとともに、2026年4月より毎週火・水曜日を、喫煙習慣について考える日として「禁煙DAY」を設定しております。
また、喫煙者を対象にしたeラーニングの実施や情報提供により、リテラシーの向上及び意識変容・行動変容を促す取り組みを行っております。

受動喫煙対策

受動喫煙防止のため、喫煙場所がある事業所は完全分煙、喫煙室がない事業所は全面禁煙としております。

 

ヘルスリテラシーの向上

2025年度実施の研修
テーマ 対象者 内容 参加率 理解度
管理職教育 管理職 ①「パワハラにならない指導の仕方」
②「よりよい人間関係を築くためのコミュニケーションのコツ」
③「中高年労働者・男性労働者自身のメンタルヘルスケア」
100%
100%
97.4%
97.4%
81.1%
89.7%
女性特有の健康課題 管理職 ①「なぜ女性の健康対策が必要か」「女性ホルモンと生理」
②「更年期」「女性に多く見られるがん」
③「妊娠・出産に伴う心身の変化」
94.7%
84.2%
97.4%
89.4%
90.0%
84.7%
喫煙率低下 喫煙者 「喫煙が身体に及ぼす影響について」
71.7% 82.1%
感染症対策 全従業員 「ワクチンリテラシーを高めよう」 91.8% 78.6%
運動習慣の定着 全従業員 「1日8000歩/うち20分の速歩きで生活習慣病の発症率が1/10に!?」 88.2% 86.2%
睡眠の質向上 全従業員 「睡眠科学が教える!質の高い睡眠を得るためのテクニック」 62.3% 82.5%
生産性低下防止 全従業員 「花粉症対策について」 - -
社内アプリによる情報提供

社内アプリである『社内掲示板』を用いて健康情報を不定期配信し、朝食の大事さや、睡眠の重要性、介護保険制度の基礎情報など、健康に関する情報だけでなくワークライフバランスの向上に資する様々な情報提供を行っております。

 

ワークライフバランスの推進

働きやすい職場環境の醸成
  • 時間単位での年次有給休暇制度を整備
  • 有給休暇の取得奨励やテレワークの導入
  • 時間外労働の制限を設定し長時間労働を抑止
ライフイベントへの支援
  • 育児による短時間勤務制度を整備(小学校2年生まで)
  • 育児支援制度の利用者に対してアンケートを実施
  • 育児休業/介護休業終了後の同条件復職を保障
  • 仕事と介護の両立支援に向け実態を調査するとともに、個別相談制度を整備
  • 介護保険制度の基礎情報や、介護関連の公的サービス・保険外サービス等の情報提供先、相談先を紹介
私病等に関する復職、両立支援の取り組み
  • 復職配慮に必要な情報を得るため、主治医による意見書様式を作成し、両立支援の対応方法を周知
  • がん等の私病をもつ従業員の健康情報について適切な情報管理体制を整備
  • 休業期間中や復職後における相談窓口を設置
  • 仕事と治療の両立支援方針を策定

メンタルヘルス対策

ストレスチェックの実施と実施後対応

メンタルヘルス不調の早期発見や職場環境改善を目的に50人未満の事業所を含めた全事業所において、ストレスチェックを実施しています。
個人への結果報告に加え、職場には集団分析結果をフィードバックして必要な支援をすることで、職場環境改善や社員の心の健康づくりをサポートしています。
また、保健師による相談窓口を設置し、面談や電話、社内チャットでの相談ができる体制を整備しています。

コミュニケーションの促進
社内イベント画像1
社内イベント画像2

労働組合への金銭援助により共同開催によるイベントを実施。日帰り旅行やボウリング大会、食事会等、毎年趣向を凝らしたイベントを開催し、コミュニケーションの促進を図っております。
(全従業員に占める対象者比率85.4%、対象者に占める参加者比率39.7%)


また、従業員同士が簡単・迅速にコミュニケーションできるよう、メールより手軽なteamsのチャットアプリを従業員に展開し、円滑な情報共有の環境を整えております。
(全従業員に占める対象者比率54.3%)

性差・年齢に配慮した健康づくり

女性特有の健康課題への取り組み
  • 婦人科健診(乳がん検診、子宮頸がん検診)への金銭補助を行うとともに、受診を就業時間として認定
  • 生理休暇を取得しやすくするため、生理休暇制度を管理職及び従業員へ周知
  • 保健師による女性の健康に関する相談窓口を設置
高年齢従業員特有の健康課題への取り組み
  • 高年齢従業員が使用できる傷病時の年次有給休暇ストック制度を整備
  • ヒヤリハット危険マップを作成し、事業所内に掲示して周知
  • 転倒等リスク評価セルフチェックを定期的に実施
  • 労働災害の防止を目的にした肩こり・腰痛予防のセミナーを実施

感染症対策

感染症のワクチンに関する情報を適切に理解し行動する能力を高めるため、全従業員を対象にeラーニングを実施しております。

サプライチェーンの健康促進

株式会社SANYO-CYP様との共同開催により、理学療法士を講師に迎え、メンタルヘルス講座を開催いたしました。
メンタルヘルス不調による退職者の減少を目的とし、メンタルヘルス不調の予防・改善効果が最も高いとされる「従業員参加型の職場環境改善とラインケア」についてご講義いただき、計13社にご参加いただきました。

労働安全衛生

事業所の安全衛生水準の向上を図ることを目的に、労働安全衛生に取り組んでおります。
労働災害の発生状況や原因、対策等については、各事業所の労働安全衛生委員会や、労使協議の場である労働安全衛生管理中央委員会において情報共有されており、異なる事業所での水平展開を図ることにより、労働災害の未然防止を図るとともに、労働者の健康増進に努めております。

(労働安全衛生管理中央委員会の活動)
  • 開催回数(2025年度 12回)
  • 労働災害防止策の共有やストレスチェックの集団分析結果を活用した職場環境改善
(労働災害件数)
2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度 2025年度
1件 5件 6件 0件 8件 5件

※2020年度より死亡災害などの重篤災害は0件です

指標

健康指標

健康状態及び就業 2024 2025
定期健康診断受診率 95.9% 100.0%
精密検査受診率 60.0% 60.6%
適正体重維持者率(※1) 61.6% 62.1%
有所見者率(※2) 44.0% 45.3%
特定保健指導該当率 23.1% 20.1%
受診勧奨実施率 99.5% 100.0%
ストレスチェック受検率 98.6% 94.3%
高ストレス者率 19.8% 13.4%
平均年次有給休暇取得率 53.0% 53.3%
平均月間所定外労働時間 6h 5h
平均勤続年数 21.0年 21.3年
意識変容及び行動変容 2024 2025
喫煙率 22.4% 21.9%
運動習慣者率(※3) 22.8% 28.8%
朝食欠食者率 24.8% 26.3%
睡眠で十分な休養がとれている人の割合 50.7% 59.8%
飲酒リスク者率 13.9% 13.3%
ヘルスリテラシー(※4) - 3.62点
19~39歳直近3年間の定着率 54.6% 45.0%

(※1)BMIが18.5〜25未満の者の割合

(※2)D以上かつ治療中を除く

(※3)1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施している者の割合

(※4)伝達的・批判的ヘルスリテラシー尺度により計測

パフォーマンス指標

2024 2025
アブセンティーイズム
(病気による休暇取得の日数を従業員アンケートで聴取※)
実績値 - 3.1日
測定人数 - 486人
回答率 - 97.6%
プレゼンティーイズム
(Single-Item Presenteeism Question 東大1項目版)
実績値 19% 18%
測定人数 460人 483人
回答率 93.1% 98.6%
ワークエンゲイジメント
(ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度)
実績値 3.5点 3.6点
測定人数 475人 486人
回答率 95.8% 97.6%

※遅刻早退を含む

外部評価

健康経営優良法人画像
『健康経営優良法人2026(大規模法人部門)』認定

従業員の健康管理を経営的な視点で考え、健康経営に積極的に取り組んでいる法人として、経済産業省と日本健康会議が共同で進める「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)」に認定されました。

スポーツエールカンパニー画像
『スポーツエールカンパニー2026+』認定

従業員の健康増進のためにスポーツ活動の支援や促進に積極的に取り組む企業として、スポーツ庁より「スポーツエールカンパニー2026」に認定されました。当社では、毎日のラジオ体操が評価され、従業員の週1回以上のスポーツ実施率が70%以上の企業に付与される、「+(プラス)」の評価も受けております。